代協拡大号 2018年 新年のご挨拶

平成30年 年頭所感

一般社団法人 京都損害保険代理業協会
会長 田中康三

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 旧年中に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに、本年も倍旧のご支援ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

 さて昨年ほど、監督官庁である金融庁から「顧客本位ですか?」「消費者目線ですか?」と、度々の発信があった年はありませんでした。

 そういったなか、京都代協では、国会議員の先生にご同席頂き「保険代理店の現状の課題」と表してセミナーを開催し、会員の皆さまには150名のご参加を頂き、忌憚のないご意見を聞かせて頂きました。私は、京都代協の代表として、「必ず金融庁に申し入れに行きます。」とお約束させて頂いた事を覚えております。

 その後、ご同席頂いた国会議員の先生にもご尽力頂き、金融庁との会談が実現致しました。金融庁の錚々たる方々にお迎え頂き、「自動車保険の事故あり事故なし等級制度の程度問題」「フリート契約の備金の積み方による割増引きへの影響」「弁護士費用特約利用の被害者へのお知らせ」「自賠責保険の口座振替の依頼」等、会員の皆さまから頂戴したご意見をお伝え致しました。これらのご意見は、我々、代理店側のエゴではなく、時代の要望でもある「顧客本位」「顧客ファースト」に適っているのかを問うものであります。金融庁の方々も、非常に興味深くお聞きくださり、活発な意見交換ができました。

 また、会員の皆さまの大きな関心事である代理店手数料ポイントについては、金融庁から保険会社に「顧客本位のポイント制度になっているのか、ヒアリングをして頂きたい。」とお願いを致しました。この会談で我々の意見をご理解、ご納得頂いたところは数多くあったと確信しております。

 会長として私の不徳の致すところではありますが、なにより悔しいと感じたのは「代協は、なにをしてくれるのですか?」「どのようなメリットがあるのですか?」と言われたことです。確かに、すぐに目に見えるものは少ないのかもしれません。しかし、顧客本位を軸にすえた行動を怠らなければ、少しずつではありますが、間違いなく我々の業界も変わっていきます。

 結びに、京都損害保険代理業協会会長として、会員の皆様の先頭に立ち、京都代協の存在意義と、その重要性を引き続き訴え、「損害保険の普及と保険契約者の利益保護を図るため、損害保険代理店の資質を向上させることにより、その業務の正常な運営を行うことを確保し、併せて損害保険事業の健全な発達に寄与すること」という目的に向かい活動してまいりますので、何卒、深いご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 この1年が会員皆さまにとって幸多き1年になることを心よりご祈念申し上げまして、新春のご挨拶とさせて頂きます。

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京都代協 新年のご挨拶

一般社団法人 京都損害保険代理業協会
副会長 鈴木 雅智

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

平素より代協活動に多大なるご支援ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。

毎年のように改定される保険商品、京都府(市)の自転車条例の改正、平成27年5月の保険業法の改正等々、私たち保険代理店を取り巻く環境は劇的に変化しております。ともすれば、環境の変化に愚痴をこぼしたくなることもあります。

しかし、このような環境の変化に、しっかりと対応することがお客さま目線からも差別化につながり、私たち保険代理店の地位向上につながるものだと考えます。

日々の多忙な業務をこなす中で、さらに環境変化に対応するには効率的な情報収集が不可欠です。京都代協には会員の皆さまに役に立つ「セミナー」・「事業」・「情報」・「ツール」が数多くございます。

少し昨年を振り返らせて頂きますと、地震保険セミナーでは自らも被災されながらお客さまのために地震保険の支払いに全力を尽くされた仲間の尊い体験談を聞かせて頂くことも出来ました。また、福知山で開催された代理店賠責セミナーでは、日々、代理店賠責の損害サービスを担当されている保険会社の方にご講義を頂き、私たちのおかれている立場をあらためて認識することが出来ました。

新たな事業としまして、昨年はDRPネットワーク様のご協力により、実際に工場をお借りして鈑金塗装の専門的な知識を教えて頂きました。

情報やツール分野では、京都代協ホームページの会員専用ページに掲載している体制整備に役立つ「体制整備の豆知識」やひな形等を多くの方にご利用を頂いております。

そしてなにより、様々な事業活動、地域奉仕活動を通じて出来た会員同士の横のつながりによる刺激や情報は何物にも代えられないものがありました。

私自身、京都代協で開催致しましたあるセミナーで代理店の方が「保険代理店には仕入れがありません。しかし、私はいろいろなセミナーに参加して勉強することが代理店としての仕入れだと思っています。」とお話しされた事がとても印象に残っております。

このように、京都代協は私たち保険代理店にとって本当に役立つ情報であふれています。

情報は積極的に能動的に取りに行かなければ、得ることは出来ないと思います。

本年も京都代協では、会員の皆さまのお役に立つ活動を行って参りますので、積極的なご活用と皆さまからのご意見や情報を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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新春のご挨拶

一般社団法人 京都損害保険代理業協会
教育委員長 関西 亨

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。2018年を迎えるにあたり、年頭のご挨拶を申し上げます。

 教育委員長という大役を仰せつかって2年が経とうとしています。その中で感じたことは、「私たち多くの中小の代理店はどのような方向を向いて進むべきなのか」について多くを知る年であったと思います。

 昨年も大きな台風被害等の自然災害が起こりました。初めて火災で災害救助法認定となった糸魚川の大災害おいて、私たち中小の代理店の活躍は、新聞紙面や麻生太郎財務大臣の国会答弁からも「消費者にとってのセーフティネット」であると称讃されました。

 

 保険会社の社員の皆さまが全国から応援に駆けつけて下さいますが、お客さまのお顔や家族構成、どこの避難所に滞在されているか等、私たち中小の代理店が消費者によりそって対応しているからこそ「お客さまをお守りする」というスローガンが実現できるのだと確信しています。

 しかしながら、時代とともにリスクと保険商品の多様化が進み、保険業法の改正、体制整備の義務化等、今までになかった変革に私たち代理店も対応していかなくてはなりません。こういった時代背景から、損保協会は最高峰の資格として「損害保険トータルプランナー」を設けましたが、平成28年度までの取得者は、損害保険募集人が現在200万人いる中で1万1千人とまだまだ少ないのが現状です。

 「損害保険トータルプランナー」は、私たちプロがプロであり続け、お客さまを今後もお守りするために必要な資格であると感じています。今後も、損害保険募集人の資質の向上、地位の向上につながっていくことに尽力し、この資格の普及を図っていきたいと存じます。

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新春のご挨拶

一般社団法人 京都損害保険代理業協会
女性部  岩木 恵子

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 平素は代協活動にご協力頂き感謝申し上げます。

 昨年8月に女性部会を設立致しました。
まだまだ活動は限定的ではございますが、これから女性部会の皆さまとご一緒に前に進んでいければと思います。
女性でしか出来ない事はたくさんあると思います。女性の強みである協調性や柔軟な発想力をいかし、交流の場で成功した事、困っている事、たくさん話し合い、共有する事で保険業務にいかせていければよいと考えております。

 これからの保険業界は大変厳しくなっていくと思いますが、若い女性に憧れを抱いてもらえるような業界、素敵な代理店にしていく努力を引き続きして参ります。

 皆さまにとりまして幸多き1年になりますよう心よりお祈り申し上げ、
新春のご挨拶とさせて頂きます。

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