2015年1月22日 新春懇親会 第1部セミナー

1月22日(水)キャンパスプラザ京都において、第1部セミナーが開催されました。

 最初は、「2014.8.15 福知山集中豪雨」を被災された株式会社京都ライフパートナー代表取締役 伊木 努氏による体験談を聞きました。被災後は集中豪雨によりパソコンも使えず事務所機能が麻痺した中で、携帯電話のみで建物や自動車の水害事故報告約200件以上を対応された事や火災保険の水災保険金のクレームなど様々なご苦労があったことを率直に話されていました。

 それぞれの代理店にとっては他人事ではありません。いつどのような災害が起こるかわからない状況の中で、お客様の補償内容を今一度チェックしてアドバイスすべきだとのお話をいただき、参加者は肝に銘じたところでした。

 次に、日本代協アドバイザーの栗山 泰史氏 (丸紅セーフネット常勤監査役)で、「新しい保険募集のルールに向かって」~代理店としての経営戦略と体制整備という演題で約1時間半の講演を聞きました。参加者は100名を超えて会場が満杯状態でした。

 2016年の新しい募集ルールの登場によりどういうことが多くの代理店に問われているのか、またそれに向けて専属代理店と乗合代理店はどう変わっていくのか。特に乗合代理店においては、保険の比較推奨販売を行うにあたり、重い体制整備義務が発生するという事も言われました。すでに1月から金融庁による大型乗合代理店への検査等が始まっている実態にも触れられました。

 これからの代理店の課題、特に「体制整備の必要について」と「地域に根差すプロ代理店としてのあり方」について、詳しくまた力強く講演をしていただき、参加した会員はレジュメにメモを書き入れながら真剣に聞く姿が印象的でした。

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